当日の講演紹介
Lecture introduction
基調講演 15:30〜16:30
ITはどこへ向かうのか Part2
〜デジタル革命の次に来るもの〜
前川 徹 (まえがわ とおる)
東京通信大学 情報マネジメント学部 教授。1978年通商産業省(現:経済産業省)に入省。機械情報産業局情報政策企画室長、JETROニューヨークセンター産業用電子機器部長、情報処理振興協会(IPA)セキュリティセンター所長、早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員教授(専任扱い)、富士通総研経済研究所主任研究員、サイバー大学IT総合学部教授、(一社)コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)専務理事、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)所長などを経て、2018年4月から現職。国際大学GLOCOM主幹研究員、(一財)日本要員認証協会理事長などを兼務。『ソフトウェア最前線』(アスペクト)、『国民ID』(共著)(NTT出版)、『ビッグトレンド ITはどこへ向かうのか』(共著)(アスペクト)など
講演概要
世界最初の商用コンピュータUNIVAC-Iが出荷されてから72年、インターネットの起源とされるARPANETから54年、情報技術(IT)の進化とその普及によって世界は大きく変化してきた。最近では、2022年から生成系人工知能(Generative AI)がいくつも発表され、社会的に大きな注目を浴びている。とくにChatGPTに代表される大規模言語モデル(LLM)は、破壊的イノベーションをもたらす可能性が高いと言われている。本講演では、デジタル革命の歴史を辿り、なぜ世界がデジタルになったのかを振り返る。次に、デジタル・トランスフォーメーション(DX)と情報社会の関係を整理し、ITの進化の方向について考察する。そして最後に生成AIのようなProgrammable Controlでないコンピュータが、ビジネス、経済社会、我々の生活をどのように変え、どのような未来をもたらすのかについて考えてみたい。
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特別講演 16:30〜17:30
現代日本における問題とおかしさ
~マスコミを含めた風潮を考える~
三浦 瑠麗 (みうら るり)
・1980年10月神奈川県茅ケ崎市生まれ。
・内政が外交に及ぼす影響の研究など、国際政治理論と比較政治が専門。
・東京大学公共政策大学院専門修士課程修了、博士(法学)。東京大学公共政策大学院専門修士課程修了、東京大学農学部卒業。
・政府、メディア等多くの公職を歴任。
・著書多数存在するが、最近の主要なものとしては、『21世紀の戦争と平和―徴兵制はなぜ再び必要とされているのか』(新潮社、2019年)、自伝的エッセイ『孤独の意味も、女であることの味わいも』(新潮社、2019年)、『日本の分断-私たちの民主主義の未来について』(文春新書、2021年)、『不倫と正義』(中野信子・三浦瑠麗共著、新潮新書、2022年)などがある。
懇親会内公演(30~45分)
こどもたちを救え!
~こども食堂産みの親 気まぐれ八百屋だんだん~
【スペシャル対談】 だんだん × 渡辺さき