WCIT台北参加報告

投稿者:jaspanet 投稿日時:火, 2017-09-26 08:37

平成29年9月10日(日)~13日(水)、台北で開催されたWCIT2017(World Congress on Information Technology)に、JASPAから29名が参加した。
WCITとは、これまでも多くの著名人がスピーチを行ってきた世界的なITフォーラムで、毎回持ち回りにより世界各地で開催されているものである。今回の台北の開催は21回目となる。

開催期間中の主なイベントを紹介する。尚、下記以外の時間帯は、各自展示会場を見学したり、その他の講演を楽しんだりした。

1.WCIT歓迎パーティー

9月10日(日)18:00~20:00 世界貿易センター第一ホール
開始時間になってもなかなか始まらず、開始して1時間たっても料理が準備されず、台湾に来た洗礼を受けた感じだったが、会場には、地元の台湾人、日本人だけでなく、西洋人、あとは民族衣装を着た方々など、世界各国の方が参加しており、世界規模の大会であることを実感できた。また、食前に準備されたドリンクは、ワインの他はソフトドリンクが中心で、酒類はほとんど無かった。これはイスラム教の方々に配慮したものと思われる。

2.WCITオープニングセレモニー

9月11日(月)9:00~10:00 台北国際会議センター
 ロビーでの受付の後、WCITのオープニングセレモニーが開始された。台湾の大統領など要人が参加するとあってか、セキュリティは厳しく、持ち物検査他、一人ひとり金属探査機でのチェックもあった。オープニングセレモニーでの主な来賓は以下の通り。

(1)Minister of the Ministry of Economic Affairs Co-chair,
Steering Committee of WCIT2017 Shen Jong-Chin氏

(2)Chairman, WITSA Yvonne Chiu氏

(3)Myor of the host city, Taipei Ko Wen-je氏

(4)President of Taiwan Tsai Ing-Wen

3.SYSCOMグループによる歓迎パーティー

9月11日(月)18:30~21:30 天成飯店
本パーティーは、WCITとは別のものであるが、台湾のSI企業の大手であるSYSCOMグループによる歓迎会に招待された。SYSCOMからの挨拶に始まり、JASPAから林知之交流委員長、KT-NETから滝嶋康弘会長の挨拶があった。挨拶の後すぐにカラオケが始まり、日本だとカラオケは二次会か、または懇親会の終盤に少しだけというのが多いのだが、さすが台湾、カラオケ交流は盛んなようである。また、この日は、まさに林知之交流委員長の誕生日、大きなケーキが準備され、みんなで誕生日を祝った。

4.NTTデータ 代表取締役社長 岩本敏男氏講演

9月12日(火)10:00~10:30 台北国際会議センター
 今回のWCITでの数少ない日本人講演者の一人、NTTデータ 代表取締役社長 岩本敏男氏の講演を聞いた。内容は、コンピュータが生まれてから現在までのCPUとデータストレイジ、ネットワークの進歩の歴史で、特にここ数年の進歩は目覚ましいというものだった。

5.Gala Dinner & ICT Award 世界貿易センター第三ホール

9月12日(火)19:00~21:30 台北国際会議センター
台北最後の夜は、WCITのメイン懇親会ともいえるGala Dinner & ICT Awardに出席した。大変な規模のパーティーで、10人掛けの丸テーブルが100台、つまり1000人規模のパーティーであった。参加者は必ず正装で来ることということで、30度を超える熱い中、全員スーツで参加した。直前になって、正装=タキシードではないかという情報があり、若干不安もあったが、スーツで問題なく参加することができた。外国における「正装」には注意が必要だと感じた。

6.展示会場 世界貿易センター第一ホール

今回のWCITは小規模ながらも展示も行われていた。

今回、WCITに参加して
9月10日~13日の本番は、特に混乱はなかったと思うが、本番前の段取りには、少々戸惑った。というのは、本来なら、開催10日前には、入場証であるQRコードが参加登録者に送られ、当日の受付はそのQRコード使ってスムーズに行われるはずだった。しかし、QRコードが送付されたのは開催前日の9月9日、日本では会社が休みの日であるので、多くの人がQRコードの送付に気が付かなかったようだ。

また、WCITは、世界規模のフォーラムであるため、やむを得ないのかもしれないが、当日の通訳は、英語と台湾語の相互のみで、日本人に対する配慮は無かった。したがって、英語を理解できない人にとっては、日本人の講演以外は、雰囲気を楽しむだけに終わってしまった感じがある。日本と台湾とは近い距離にあり、今回のWCITには多くの日本人が参加をしていた。次に、このような機会があった際には、日本語通訳も検討してほしいところである。