宮城県石巻市被災地視察報告

投稿者:jaspanet 投稿日時:水, 2017-06-21 07:20

平成29年6月14日(水)~6月15日(木)に、東日本大震災において、津波で死者・行方不明者が4000人近くに及んだ最大の被災都市石巻市を訪問した。

6月14日(水)

石巻市の橋通りにある屋台村「橋通りCOMMON」で会食を行った。ここは、すべてがプレハブ小屋でできた簡易店舗の集まりで、地元の名物「石巻焼きそば」をはじめ、ほや、あんこうなどを食べることができる。
特に、「屋台割烹 松ばる」というお店は、もともと松原荘という旅館で、当時の津波とともに旅館もろとも流されてしまったそうである。我々は、こちらのお店に伺い、おいしい料理とお酒を楽しませていただいた。

二次会は「復興バー石巻」に訪問した。「復興バー石巻」は、震災時に天井まで浸水した店舗をDIYで改装し、2011年7月に独り明かりを灯してスタートさせた。10名程度で満員になる大変狭い店舗ながら、復興事業で訪れる多くの人やボランティアが訪れ、地元の人たちとの交流の場となっている。

6月15日(木)

一般社団法人イトナブ石巻を訪問した。「震災10年後の2021年までに、石巻から1000人のIT技術者を育成する」をモットーに、石巻の未来を支える子供たちにプログラミング・グラフィックデザインの講習やハッカソンイベントなどを行っている。石巻にて、ポケモンGOの復興イベントが行われたのは記憶に新しいが、このイベントを仕掛けたのはイトナブであるとのこと。

続いて、今野梱包株式会社を訪問した。今野梱包は、梱包資材である強化ダンボールを加工販売している会社である。東日本大震災発生後はそのノウハウを活かし、避難所へ強化ダンボールで作製したテーブルやロッカーなどの家具を提供。その知見は先の熊本地震でも大いに役立ち、被災者の“心の緩衝材”になったとのこと。また、自社の所有する技術と地元愛が生み出した「ダンボルギーニ」は必見の高クオリティーであった。